糸満市平和創造の森公園/ビンズイ
2021年1月15日(金)午前10時、糸満市平和創造の森公園を歩く。
遠景画像は、管理棟から池方向を見たもの。管理棟と池の間には芝生が広がる。
ビンズイ(***冬鳥):池沿いに遊歩道を歩いていると、橋の手前、ガジュマルの下
の芝生でビンズイ1羽が採食中。
ビンズイ1羽の他に、4羽が採食中。双眼鏡で見たときは灰色味が強く、飛んだ時の
鳴き声はセキレイ類のように聞こえたので、ツメナガセキレイの冬羽かと思ったが、
羽縁に白い箇所が一つもない。識別は保留。
次回の鳥見が楽しみ。
(メモ)
1)シルエット:セキレイ類のようにスリムで尾は長い。
2)色:双眼鏡で見たときは灰色味が強かったが、後刻、画像で確認すると、全体にオリー
ブ色で、背中~尾は茶色味がある。胸~腹は白味があるが、下尾筒は茶色味が
ある。
3)足の色:肌色。
4)眉班:薄いが長くしっかりとある。
5)胸の班:黒い縦班はない。
6)尾の形状:円尾だが、先端が白いかどうかは不明。
7)羽縁:セキレイ類のような白い羽縁がない。
(消去法での推察)
1)セキレイ類ではないし、タヒバリ類でもない。
2)尾が長く、ヒタキ類でも小型ツグミ類でもない。
3)眉班からは旧ウグイス科と推察される。
4)尾が長くウグイス類、ムシクイ類、コヨシキリでもない。残るはセンニュウ類。
5)胸に黒い縦班がなく、オオヨシキリでもマキノセンニュウでもない。
6)全体にオリーブ色で、エゾセンニュウでもない。
7)残るは、シマセンニュウもしくはウチヤマセンニュウ。
8)薄い眉班が長くしっかりとあるので、ウチヤマセンニュウだろうか。
9)”沖縄県の野鳥”には、シマセンニュウが迷鳥として記載されているが、ウチヤマセン
ニュウの記載はない。