豊見城市三角池/クロツラヘラサギ
2020年12月7日(月)午後2時、満潮12時26分、三角池のクロツラヘラサギの
数が減っているかどうかが気になり、豊崎干潟~具志干潟~しおさい公園~三角池を
回る。
三角池(上段画像)
クロツラヘラサギ:9羽が休息中・採食中。12月5日(土)の11羽より2羽少ない。
:K31と1羽は休息中で、残り7羽は採食中(別のグループのよう)。
ソリハシセイタカシギ1羽、セイタカシギ2羽、ハマシギ3羽、カモ類70+羽(コ
ガモ、ハシビロガモ、カルガモ)。
具志干潟(下段画像)
カワウ:具志干潟で1羽が羽を広げて休息中。
:しおさい公園では、岩場に3羽。
日本奥地紀行Ⅰ(1878年5月~12月)、イザベラ・バード著、金沢清則2012訳
から鳥類関係の記載の抜き書き
:木々の合間では鳥がさえずってるとはいわずともチュッチュッ、チュッチュッと
鳴いており(5月、芝の寺院、P77)
:鳥肉(P86)
:本堂をねぐらにしている何百羽の鳩(浅草寺、P103)
:鳥居(浅草寺、稲荷社、P108)
:わずかな鶏(粕壁と栃木の間、P135)
:鶏が1羽(金谷、P147)
:孔雀、雉、鶴(東照宮社殿の透かし彫り、P158)
:雉の一重の尾(東照宮社殿の彫刻、P159)
:鳥や花の彫刻(同上)
:鳴いて抵抗する雌鶏(7月1日、若松、P234)
バードが見聞きした日本人の生活、風習、風俗そして自然は、今の時代とまったく違うものだが、違和感を感じないのが不思議だ。
令和、平成、昭和、大正と時代をさかのぼると明治は遠い。ただ、1945年(昭和20年)の敗戦を節目にすると、令和2年は75年後だが、バードが旅をした明治10年は67年前とそれほど遠くない。
翻訳は3巻に分かれている。以下は第2巻。
食べ物や工芸品に鳥がある。植物は野外で見たものを記しているが、鳥はほとんどない。
鶏、鶏肉は省略。
羽子板の羽(7月8日、新潟、P46)
朱塗りの鳥(同上)
野生の鴨や鴈、雉、千鳥、鷺、山鴫、雲雀、鶉、鳩(P60)
鶏や家鴨も食べる。鶉、山鴫、雉以外は(P60)
鶉、山鴫、雉は金属の串に刺して(P64)
真鴨(P66)
第3巻:蝦夷(北海道に入る)、1878年8月13日
海鳥の奇妙な鳴き声、むこうみずな烏のしわがれ声(P67,勇払川)
梟「カムイチカッポ」(P123,アイヌの信仰)
雀にいくぶんか似た鳥「チカッ」(P127,アイヌの信仰)
鶴、塩漬けの雉(p67